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8月の京都は、暑い昼間よりも夜のイベントが目白押し!お盆の恒例行事・五山の送り火から、新しいライトアップイベント・京の七夕まで、おすすめのイベントを紹介します

築100年を越す旅館を改築した同店では、川床では珍しい中国料理をいただけます。広東料理をベースに、油や塩分が控えめなので、味はあっさりと上品。京野菜を使用した月替りのコース料理のほか、平日限定の一品料理は約70種と豊富にそろいます。30名まで収容可能な広々とした川床は、貸切も可能なうえ、2階には元旅館らしく個室や40名までの大広間もあり、ビジネスや宴会にも重宝します。

もともとは長州藩控屋敷だった歴史ある建物で、維新志士の桂小五郎(後の木戸孝允)とその恋人・幾松がともに過ごしたという料理旅館。幾松の部屋には、屋敷裏の鴨川に通じる抜け穴や吊り天井など、当時の仕掛けが今も残ります。夏の楽しみは、広々とした川床で味わえる旬の素材を生かした京会席。献立は、京都近海の魚介や京野菜など、料理長と当主による目利きで仕入れられた食材で作られるため、毎日異なる料理がテーブルに並びます。

ミシュランで二つ星を獲得した料亭。創業以来、旬の最高の食材をシンプルに調理し、素材の味を最大限に生かした「もんも」な味を受け継ぎます。名物は、多くの著名人も愛した丸鍋(すっぽん鍋)。全国有数のすっぽんの産地・浜名湖で、天然に近い環境で養殖されたすっぽんは臭みがほとんどなく、年中変わらぬ味を楽しめます。鍋をはじめ、お造りや雑炊など趣向を変えて供される自慢のすっぽん料理をご堪能ください。

先斗町の京料理店として70年以上の歴史を築いてきた同店では、季節感を意識した、奇をてらわない料理が供されます。ゆば会席は、先付や八寸などで旬の食材を使うのはもちろん、湯葉の調理法を時季に合わせて工夫されるため、一年を通して人気。川床では、このゆば会席をはじめ、昼のゆば膳、鮎の塩焼きなどを含む季節のおまかせ会席、はも会席をいただけます。はも会席は、京の夏の味覚・ハモ尽くしで、肉厚のハモが使われると好評です。

鶏料理店「侘家古暦堂」の姉妹店となる串カツ専門店で、芸妓さんの住まいだった町家を改装した落ち着いた雰囲気のなかで、旬の食材を使った串カツを楽しめます。いけすから上げたばかりの活車エビや、驚くほど柔らかい黒毛和牛は通年の人気メニュー。ボリューミーな具材でも何本もいただけてしまうのは、生地にメレンゲを使用し、ふんわり軽い衣に仕上げているから。ともに味わいたいワインは約50種そろい、その中でも、名誉ソムリエでもある俳優の辰巳琢郎さんがセレクトした国産ワインがおすすめです。

ランチ、カフェ、ディナー、バーと多目的に利用できるカフェレストラン。「日本とフランスの文化が融合した空間」をコンセプトに、伝統的な町家を改装したレトロ空間で、フランス人シェフによるビストロ料理がいただけます。人気メニューは、フランスのポピュラーフードであるガレットやキッシュなど。アラカルトで注文できるうえ、納涼床はフランスのオープンテラスを連想させるカジュアルな雰囲気のため、一人でも気軽に利用できます。6月からはモーニングがスタートするので、ますます利用シーンが広がりそう。

地鶏水炊きの名店を受け継ぎ、20年もの間ホテルでソムリエを務めたオーナーが始めたメゾンドヴァン鶉亭。こちらでは、ワインとのマリアージュを追求したフレンチなどの料理を味わえます。コースでは全6品に合わせて6種のワインをオーナーソムリエがチョイスするという贅沢な楽しみ方が。また、鶉のローストといったメインからサラダなどの前菜まで、豊富な一品料理のほかワインを約400種そろえており、ワインバーとしても使えます。

実家の割烹店で修行した後、ホテルで洋食を学んで独立した店主が親子で切り盛りする割烹店。出汁に使う地下水と相性が良い淡路の魚介や京都近郊の食材で作る和洋の料理がメニューに並びます。なかでも、春巻きや手羽先は舞妓が好んだ味で、花街への仕出しに端を発するお昼の弁当や単品で味わうことができます。川床はもちろん、建築・土木・景観・庭園を総合的にデザインする白砂伸夫氏が手掛けた和モダンな空間で、自慢の和洋折衷の料理をどうぞ。

『鞍馬天狗』の作者・大佛次郎や作家・井上靖、画家の山下清などの文化人が通った茶屋旅荘「近江初」の建物を受け継いだ懐石料理店。当時の面影を残す店内やその頃から使われていた川床席で、毎朝手作りされる豆腐や湯葉を味わえます。また、地場の野菜や中央市場から仕入れる魚など旬の食材を使った奇をてらわない京料理のほか、ハモの骨で取ったダシでいただくはものしゃぶしゃぶなどもあり、夏場でも人気です。