【カンナチュール】進化し続ける缶詰で世界へ挑戦。独自の商品開発が日本を変える

▼今年の「SAKE Spring 品川」(4/12-4/15)と「SAKE Spring 京都」(4/28-4/29)で緊急参戦したにも関わらず、異例の大ヒットで衝撃をもたらした缶詰メーカー「カンナチュール」。イベント開催6日間で、オリジナル商品の「牡蠣みそ」が何と1,000缶の販売を記録しました。
今回は「カンナチュール」を運営する株式会社カンブライト代表取締役の「井上和馬」さんにお話を伺いました。今各所から問い合わせ殺到中の高級缶詰の商品開発の秘密に迫ります。

ここが最旬ポイント

  • 小ロットから受注可能。開発に特化したリスクを恐れない提案力
  • 缶詰から日本を元気に。一次産業を盛り上げる!
  • ただいま依頼殺到中。あらゆる食材を美味しくする魔法の仕掛け

小ロットから受注可能。開発に特化したリスクを恐れない提案力

2015年9月創業の株式会社カンブライトの缶詰開発における最大の魅力は、商品開発に特化していること。大手缶詰メーカーのように大量生産はせず、小売も基本的に行わない。あくまでクライアントのニーズに応えて、「商品化(缶詰化)することを目的」としています。その為、同社へ依頼してくるのは生産者をはじめ、食品メーカー、地方自治体、シェフなど様々。一般的に缶詰化は大量生産を目的としているので、開発から莫大な費用とリスクを抱える必要がありますが、こちらはあくまで商品開発に特化していることで小ロットでの注文が可能です。また店内の小さなラボで開発をしている分、とても融通を利かせてくれます。セコガニや松葉ガニをまる一匹使った缶詰や深海魚を取り入れた缶詰など、ユニークな発想の缶詰でも、依頼があれば極力トライしてみるそう。とりあえずやってみようという社風のもと、今までのノウハウを活かしながら、クライアントの要望に応えられるよう日々試作を繰り返しています。

開発中の松葉ガニ缶詰。1缶1万円での値付けを検討中だそう

缶詰から日本を元気に。一次産業を盛り上げる!

もともとエンジニアだった井上氏が世界で挑戦できるビジネスを考えたときに目をつけたのが、長期保存が可能な「缶詰」。野菜や魚、肉などの食材輸出や、日本クオリティの料理を現地で提供するのはとてもハードルが高いものですが、保存が効く缶詰なら何ら問題ありません。さらに、世界の食品メーカーと張り合えるブランド力をつけることは、日本の一次産業を盛り上げることに繋がってくるのだそうです。
「SAKE Spring 品川ですぐに売り切れた丹後王国が販売した『青春アヒージョ(ハーブへしこのオイル煮)』の開発も手がけましたが、地方の食材を使って「売れる商品」を作ることで、ものは良いが発信力がなく困っている生産者の方々を盛り上げるきっかけになればと考えているのです。
地方と組んで「売れるもの」を作る、そしてそれを世界に発信する。自分たちがハブになって、業界全体を盛り上げて行くことこそがカンナチュールのあるべき姿なんです」と井上氏は語ります。

カレーの缶詰など変わり種も陳列。写真右はSAKE Springで大ヒット「牡蠣みそ」。お酒との相性は抜群です。

ただいま依頼殺到中。あらゆる食材を美味しくする魔法の仕掛け

お酒のアテとしてはもちろん、パスタのソースとしても使える牡蠣5個と牡蠣エキスが入った「牡蠣みそ」は1,500円と、缶詰にしては高価なものの爆発的な広がりを見せています。同商品のように高くても売れる技術力を手に入れたのは、これまでの努力のたまもの。毎日のようにトライアンドエラーを繰り返すことによってノウハウが蓄積され、高くても品質が良いものを作ろうという姿勢が多くのクライアントを動かしています。
あらゆる食材を缶詰化する技術力と、既成概念にとらわれない提案力は徐々に認められ、今では毎日新しい依頼が舞い込んでくるそうです。最近は有名シェフとのコラボ缶詰の開発に取り組むなど、その勢いはとどまることを知りません。

アイデアがあるけどどう形にすれば良いか分からない食品メーカーの方々、自分たちで作っている食材を使って売れる商品を作りたい生産者の方々、地元の食材を使って地方の名物を作りたい地方自治体の皆様、小ロットから発注可能なのでぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

店内にある缶詰のラボ。およそ2,000万ほどの設備投資だそう。

SAKE Spring 2018での出店の様子。お土産で何個かまとめ買いするお客様もいらっしゃいました。

【DATA】
「カンナチュール」
所在地:京都市中京区中魚屋町508 ロマーネ高倉1F

缶詰各種はオンラインショップから購入可能
http://can-naturel.jp/

商品開発・各種お問合わせは(株)カンブライトHPへ
https://canbright.co.jp/