【HANA吉兆】「京都吉兆」の味をカジュアルに。遊び心溢れる、新時代の料亭

▼京都・嵐山に本店を構える名料亭「京都吉兆」の祇園店。長く南座へ観劇に来られる方や祇園のお茶屋さんに愛されている料亭です。
2010年春、店内のリニューアルを機に店名をそれまでの「花吉兆」から「HANA吉兆」へと変更。かつては隣接する南座と内部でつながっていて、幕間の食事をする客で賑わったお店が南座から独立し新しい料理店に。グループ唯一のカウンター席があるほか、フロアごと異なる雰囲気で意匠を凝らされています。
さらに、一品料理の提供をはじめ日本酒や日本茶メーカーとコラボしたイベントなども定期的に開催してます。海外からのゲストも多く、京都に訪れる世界中の美食家をうならせています。
今回は「HANA吉兆」料理長の高橋利治さんにお話をうかがいました。

 

ここが一押しポイント

・気軽に楽しむ「吉兆」の味
・地元の人を大切に。祇園ならではの心遣い
・料理に物語を。HANA吉兆ならではの遊び心

気軽に楽しむ「吉兆」の味

誰もが憧れる「吉兆 嵐山本店」ですが、この「HANA吉兆」ではより多くの方に吉兆の味を食べてもらえるように本店に比べてかなり価格を抑えています。ランチのミニ会席は8,000円(税抜)からとリーズナブル。また、同店は吉兆グループで唯一のカウンター席を設え、サービススタッフとの会話を楽しみながらお料理を楽しむことができます。さらに、料亭では珍しく一品料理のメニューも充実しており、八寸盛込などのコースでしか食べられないメニューや、鯛御飯や親子丼などのご飯物も数多く取り揃えています。祇園という土地柄、観光客も非常に多いですが、カウンターでちょいと一杯引っ掛けてから祇園の夜に出かける粋な地元客も多いそう。

 

地元の人を大切に。祇園ならではの心遣い

祇園という場所柄、地元の方との付き合いを大切にしています。
南座に来られるお客様にお弁当を出したり、祇園のお茶屋さんへの仕出しなど、舌の肥えた祇園の地元客を満足させるべく日々お料理と向き合っています。
常に心がけているのは「No」と言わないこと。「観光シーズンでどんなに忙しくても、お客様からのご要望に関しては、出来るだけ柔軟にお応えすることが祇園という街で商売をしていくことだ」と料理長の高橋さんは話します。

料理に物語を。HANA吉兆ならではの遊び心

おいしい料理を提供することはもちろんのこと、店内でのイベントにも非常に力を入れています。酒造メーカーや日本茶メーカーとのコラボイベントを定期的に開催し、お酒やお茶に合わせてイベントオリジナルメニューを提供しています。
例えばお茶のイベントの際は、茶葉を使った白和えやお茶で香りをつけたカツオのたたきを作ってみるなど「遊び心」を大切にしています。「料理に物語を感じてもらいたい」と新たな客層へのアプローチを続ける、同店ならではのユニークな取り組みです。

(SAKE Spring2018に出品予定の特製酒肴弁当)

取材担当者より

「吉兆」という響きから敷居が高いのでは?という印象が強くありましたが、同店はお値段も設えもカジュアルなので、若い世代でも気軽に入ることができます。
祇園の街の一部として地元の方に受け入れられるような心遣いが素晴らしく、さらにユニークなイベントを展開するなど、フレキシブルな対応は同店ならでは!
常にお客様のニーズ、時代のニーズを考えて、名料亭でありながら遊び心を忘れずチャレンジする姿が印象的でした。

 

【DATA】
「HANA吉兆」
所在地:京都市東山区大和大路四条下ル
営業時間:
昼 11:30~15:00 (LO 14:00 **会席料理は13:30LO)
夜 17:00~22:00 (LO 20:00)
定休日:水曜日・年末(12月28日~31日)