【ブラッスリー ロワゾ・ブリュ】自家製シャルキュトリーが大人気、奈良で最注目のブラッスリー

▼奈良期待の若手フレンチ「ロワゾブリュ( L’Oiseau Bleu)」。パリの街角にありそうな趣のの店内では、フレンチ&イタリアンの郷土料理をつまみながらお酒を楽しめます。
フランスのアルザスに惚れ込み、現地で覚えた味と独学で身につけた技術で作るソーセージやパテなどの加工肉料理(シャルキュトリー)が人気の薮本シェフ。軽いつまみから、カスレなどの煮込み料理、ステックフリットまでメニューも幅が広く、一度口にすれば素朴ながらも滋味溢れるおいしさの虜になる事でしょう。

 

今回は「ブラッスリー ロワゾ・ブリュ」オーナーシェフの薮本 亮さん(以下、Y)にお話をうかがいました。

 

奈良から新しい料理の風を

 

ー お店の創業はいつになりますか?
Y:2011年3月ですね。21歳から京都の飲食店で修業をしていました。料理の世界に入った時から20代で独立するのが目標やったんです。僕自身、奈良出身な事もあり、京都よりは奈良の方が良いかなと思っていたところ、縁があって、ここ奈良で28歳で独立しました。
このお店のコンセプトとしては、「扉を開けて入った瞬間に、あ、日本じゃないな」と感じて貰えるような非日常的な雰囲気を演出する事ですね。料理も空間もワインもすべて揃った内容にして…。

 

ー フレンチのお店でも修業されたのですか?
Y:いや、フレンチのお店は行ってないんです。

 

ー ではフレンチに関しては、ご自分で色々と勉強されたのですね。
Y:かなり独学でしたね。お店を始めた当初は、イタリアンとフレンチと、半分半分位だったんです。すると「イタリア料理=パスタしか出ていない」となり、それが自分の中でやりたかった事と違うなと思い、やっぱりフランス料理一本でいこうと考えました。

 

ー やはり現地の料理を自分で食べ歩かれて、さらに研究を重ねていったのですか?
Y:そうですね。自分が田舎の料理が好きなんです。洗練された料理というより田舎の郷土料理が好きなので、そういう料理のを食べに行ったりとか、あとはワイナリーに行ったりとか、そういう風な学び方ですね。星付きのレストランに行ったりせずに、その土地でずっと変わらず食べ続けられてる料理というものを見に行きますね。

 

ー こちらで使われている食材はどのようなものですか?
Y:その時々でおいしいものを使います。豚はヤマトポーク(奈良県産)を使うけど、それもやっぱり流通を考慮して、一番鮮度が良い状態で、地元の豚やから入ってくるからですね。

 

ー そうなんですね。鮮度を優先させた結果みたいな。
Y:鮮度優先ですね。シャルキュトリーで加工するにはやっぱり鮮度が大事です。その為にも一番状態が良い状態で入ってくるものを使っています。

 

ー お店で一番人気のメニューというのは何ですか?
Y:一番人気は、パテとかテリーヌといったシャルキュトリー系*ですかね。僕はシャルキュトリー系が好きですね。
*シャルキュトリー:ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなど食肉加工品の総称

 

ー 開店されて6年という事ですが、これまで苦労された事はありましたか?
Y:それはもうずっと苦労してます。今も苦労してますけどね。奈良での開店当初はまだまだワインとか、そのフランス料理というのが抵抗ある人達が多かったし、今も多いと思うんですけど、その中で知って貰って、また来て貰ってというようになるまでは、だいぶ苦労しましたね。開店から3年目位までは、ほんまに大丈夫なんかなと思いながら毎日やってました。

 

ー あやめ池の方に持ち帰り用の洋風惣菜店「デリカテッセン ロワゾブリュ」を開かれたそうですが、そちらはいかがですか?デリカテッセン ロワゾブリュ
Y:そうですね、これまでにないテイクアウト業態のお店については、今後しっかりと軌道に乗せて、もう少し広げていきたいでいです。例えば、ネットショップなどでも発信していきたいですね。

 

ー 今回の「SAKE Spring」のご出展にあたり、今考えているメニューを教えてください。
Y:今考えているメニューは「酒粕ソーセージ」です。やっぱり日本酒に合わせるという事で、ソーセージを作る時に豚肉に酒粕を加えます。せっかくなので普段できない事をやってみたいと思っています!

 

【DATA】
「ブラッスリー ロワゾ・ブリュ(L’Oiseau Bleu)」
所在地:奈良県奈良市大宮町6-9-8 岡田ビル1F