カテゴリー別アーカイブ: 夜1万~2万円

もともとは長州藩控屋敷だった歴史ある建物で、維新志士の桂小五郎(後の木戸孝允)とその恋人・幾松がともに過ごしたという料理旅館。幾松の部屋には、屋敷裏の鴨川に通じる抜け穴や吊り天井など、当時の仕掛けが今も残ります。夏の楽しみは、広々とした川床で味わえる旬の素材を生かした京会席。献立は、京都近海の魚介や京野菜など、料理長と当主による目利きで仕入れられた食材で作られるため、毎日異なる料理がテーブルに並びます。

天明8年(1788)創業の言わずと知れた水炊きの名店。二代目当主がレシピを確立して以来、200年以上京都人に愛され続ける水炊きは、3日間煮出した白いスープが絶品。豊かなうま味と歯ごたえが特徴の丹波地鶏または名古屋コーチンとともに、地元の野菜や豆腐、湯葉、八分に搗いた自家製の餅などと炊き上げます。コクのあるスープで煮込んだ具材は、酸味の効いた自家製ぽん酢でいただきます。仲居さんがつきっきりでシメの雑炊まで調理してくれるため、最良のタイミングで味わうことができます。

ミシュランで二つ星を獲得した料亭。創業以来、旬の最高の食材をシンプルに調理し、素材の味を最大限に生かした「もんも」な味を受け継ぎます。名物は、多くの著名人も愛した丸鍋(すっぽん鍋)。全国有数のすっぽんの産地・浜名湖で、天然に近い環境で養殖されたすっぽんは臭みがほとんどなく、年中変わらぬ味を楽しめます。鍋をはじめ、お造りや雑炊など趣向を変えて供される自慢のすっぽん料理をご堪能ください。

京都市街から車で約30分と案外近くにありながら、豊かな自然に包まれる高雄は、都心の喧噪と炎天下から離れるにはうってつけのスポット。料理旅館・錦水亭は清滝川沿いに川床を設け、鮎や季節の京野菜がふんだんに盛りこまれた会席料理をいただくことができます。鮮度の良い鮎を用意し、希望に応じて美山や周山の天然鮎を注文することもできます(要別料金)。みずみずしい緑と眼下に清滝川を眺められる川床で、京都ならではの会席を堪能しては。

2012年にリニューアルした同店では、昼夜ともにイタリアンのフルコースを味わえます。昼は2種、ディナーは1種のコースを月替わりで用意。イタリア各州のパスタを手打ちするほどパスタに力を入れており、ディナーコースでは2種の異なるパスタ料理が登場します。料理とともにいただきたいワインは、ソムリエールが毎月の料理に合わせて赤・白・ロゼ計8種をグラスワインとして選ぶので、この中から選ぼう。

地鶏水炊きの名店を受け継ぎ、20年もの間ホテルでソムリエを務めたオーナーが始めたメゾンドヴァン鶉亭。こちらでは、ワインとのマリアージュを追求したフレンチなどの料理を味わえます。コースでは全6品に合わせて6種のワインをオーナーソムリエがチョイスするという贅沢な楽しみ方が。また、鶉のローストといったメインからサラダなどの前菜まで、豊富な一品料理のほかワインを約400種そろえており、ワインバーとしても使えます。

築100年のお茶屋の建物で、先代が餅料理とおばんざいを提供したことに始まる「きた村」。店主の家庭で食べられてきた味から考案された名物のたらこもちをはじめ、約15種ものバリエーション豊かな餅料理が食べられると人気です。その一方、川床では、たらこもちや旬の食材を使った京料理が盛り込まれたおまかせ料理が供されます。このおまかせ料理のなかの季節の雑煮は、7・8月には冷やしあんかけやとろろと冷たい雑煮となるので、一風変わった味を堪能できます。