8月の京都は、暑い昼間よりも夜のイベントが目白押し!お盆の恒例行事・五山の送り火から、新しいライトアップイベント・京の七夕まで、おすすめのイベントを紹介します。
2018年8月1日~8月15日 京の七夕
出典:http://www.kyoto-tanabata.jp/
「願い」とテーマに旧暦の七夕の時期にあわせて開催される京の七夕。今年は堀川会場では「光の天の川」の代わりに「ほたるの散歩路」が初登場!願いをこめた短冊で彩られた笹飾りをライトアップした「願い七夕」や京友禅が光の演出により堀川に浮かび上がる「光の友禅流し」などを見ることができる。鴨川会場では、涼やかな音色を奏でる風鈴灯やLEDで装飾されたきらびやかな光の笹などが設置される。 二条城でのプロジェクションマッピングや平安神宮前から岡崎公園を大胆にライトアップした「岡崎プロムナード 星の饗宴」もお見逃しなく。岡崎エリアではフードブースや音楽イベントも開催予定。
◆見どころ◆
ほたるの散歩道、光の友禅流し、風鈴灯、岡崎プロムナード 星の響宴
◆混雑しない時間帯◆
イベント終了前
【日時】19:00~21:30 ※時間は会場によって異なります。詳しくはホームページをごらんください
【場所】堀川遊歩道(御池通~一条戻橋付近)、二条城、鴨川河川敷(仏光寺通~御池通)、梅小路公園、北野天満宮、岡崎公園 など
【TEL】075-222-0389(京の七夕実行委員会事務局)
【料金】見学無料、京の七夕絵はがき短冊 1枚100円
【HP】http://www.kyoto-tanabata.jp/
8月7日~8月10日 五条坂 陶器まつり 五条坂 陶器まつり
出典:http://www.toukimaturi.gr.jp/
六道珍皇寺のお盆行事・六道まいりとともに続いてきた五条坂陶器まつり。五条通沿いに約400もの陶器店が出店し、清水焼などを通常よりも安く手に入れられる。だいたい、地元の老舗が通りの北側に、若手作家が南側に出店しており、全国各地の陶器店もちらほら見られる。もともとは陶祖大神を祀る若宮八幡宮の催事のひとつであるため、8日には神輿の巡行も。
8月8日(水)に予定していた「陶器神輿巡行」は、熱中症対策のため中止となりました。
◆見どころ◆
陶婚式や神輿巡行(2018年中止)、国道1号線の南側に並ぶ若手作家のお店
◆混雑しない時間帯◆
お昼、20時~21時
【時間】9:00~22:00
【場所】五条坂(東大路~五条大橋)
【アクセス】市バス停五条坂から徒歩すぐ
【TEL】075-541-1192(テープ)
【料金】無料
【HP】http://www.toukimaturi.gr.jp/
8月8日~10日 六波羅蜜寺 萬燈会
萬燈会は精霊を迎え、送るお盆の行事。六波羅蜜寺の萬燈会は、本堂に108の献灯と、灯芯で「大」の字をかたどった灯りが灯されるため、五山の送り火の原型ともいわれている。開祖の空也上人の頃から続く行事で、萬燈会で迎えた精霊は16日の五山送り火で送られる。参詣者には火の用心のお札が授与されるので、足を運んでみては。
【時間】迎え萬燈点灯法要:8~10日20:00~、送り万萬燈灯法要:16日18:00~
【場所】六波羅蜜寺
【住所】京都市東山区五条通大和大路上ル東
【アクセス】市バス停清水道から徒歩5分
【TEL】075-561-6980
【料金】見学自由
【HP】http://rokuhara.or.jp/
8月9日~8月16日 壬生寺 孟蘭盆(うらぼん)万灯供養会
壬生寺の万灯供養会は、12世紀には行われていたという記録が残る古いお盆行事。期間中は日暮れより、奉納された灯籠約1000個が本堂前で灯される。また、9日の20:00と16日の20:30頃から六斎念仏が奉納され、太鼓や鉦を使った踊り念仏を目にできる。
◆見どころ◆
六斎念仏では獅子舞や太鼓の早打ちなどを見ることができる
【時間】日没~21:00、壬生六斎念仏:9日20:00頃~、中堂寺六斎念仏:16日20:30頃~
【場所】壬生寺
【住所】京都市中京区坊城通仏光寺上ル
【アクセス】市バス停壬生寺道から徒歩3分
【TEL】075-841-3381
【料金】無料
【HP】http://www.mibudera.com/
8月16日 五山の送り火
出典:https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/daimonji.html
京都の夏の風物詩でもある五山の送り火は、お盆に迎えた精霊を送る宗教行事として京の人々に親しまれている。如意ヶ嶽の「大」の後、北山の東方に「妙」「法」と続き、西に位置する「鳥居形」と順々に点火されていき、夏の夜空を4つの文字と2つの形が灯る。
◆点火時刻◆
大文字(東山如意ヶ嶽)─ 20:00
妙 法(松ヶ崎西山・東山)─ 20:05
船 形(西賀茂船山)─ 20:10
左大文字(衣笠大北山)─ 20:15
鳥居形(嵯峨曼荼羅山)─ 20:20
点火時間は各山とも約30分間
※気象条件によって点火時刻を変更する場合あり
◆見どころ◆
燃えている時間がいちばん長い大文字、鳥居形以外がすべて見える船岡山からの眺望
【時間】20:00~
【場所】市内各所
【アクセス】賀茂川(鴨川)堤防:京阪出町柳駅から徒歩すぐ
【TEL】 075-343-0548 (京都総合観光案内所)
【料金】無料、市内各ホテル屋上などに有料席あり
【URL】http://www.kyokanko.or.jp/okuribi/
8月16日 嵐山 灯篭流し
お盆に迎えた精霊を送る行事として、中ノ島公園で法要が行われたあと、渡月橋東詰から桂川へ灯篭が流される。宵闇の中、7000以上もの灯篭がゆらゆらと流れる様は、見る人を幽玄の世界へと誘うかのよう。当日の20時からは五山の送り火も行われており、渡月橋の上から「大」や「鳥居」の送り火を同時に見ることができるのが魅力的。
【時間】19:00~21:00ごろ(受付時間10:00~)※小雨決行
【受付時間】 中ノ島公園12:00~20:30 臨川寺前公園12:00~19:30
【場所】嵐山・中ノ島公園
【住所】京都市右京区嵯峨中ノ島町
【アクセス】阪急嵐山駅から徒歩6分
【TEL】080-5307-1060(嵯峨仏徒連盟)
【料金】灯籠1000円(当日12:00から販売)
【HP】http://www.geocities.jp/butto_renmei/
8月9日~8月16日 清水寺 千日詣り・宵まいり
出典:http://www.kiyomizudera.or.jp/event/senniti.php
8月9日は観音の功徳日で、この日から一週間のあいだにお参りすれば千日分のご利益を受けられるという千日詣に多くの参詣者が訪れる。また、本堂の内々陣も公開され、普段お目にかかれない二十八部衆や風神・雷神像を間近に見られる貴重な機会だ。14日からは宵まいりも実施し、夜間特別拝観も行われる。
◆見どころ◆
本尊に献灯ができる。千日詣り期間中のライトアップでは、ご本尊・千手観音菩薩の慈悲の心を色を表現した「青色の光線」が本堂に照射される。
【時間】本堂内々陣特別拝観は9:00~17:00(最終受付)
8月14日~16日は夜間拝観が可能。21時 受付終了
【場所】清水寺
【住所】京都市東山区清水1-294
【アクセス】市バス停五条坂または清水道から徒歩10分
【TEL】075-551-1234
【料金】拝観料(昼):大人300円、小中学生200円、(夜):大人400円、小中生200円
【HP】http://www.kiyomizudera.or.jp/event/senniti.php