7月の京都のおすすめイベント

7月の京都は、祇園祭はじめ七夕行事や夜の時間を楽しめるイベントが目白押し!オスキョー編集部厳選の9イベントを紹介します!

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2018年7月1日~31日 祇園祭

 

日本三大祭のひとつ・祇園祭は、1100年以上も前に疫病などの災いを鎮めるため始められた祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)を起源とする。美しく飾られた山と鉾が市内中心部をめぐる17日(前祭)の山鉾(やまぼこ)巡行が注目されがちですが、夜のお神輿が祭りの主役なのです。出発前、3つの神輿が八坂神社前に集まる「三社揃い踏み」は迫力満点です。24日の山鉾巡行(後祭)、そして還幸祭もお見逃しなく!

◆主な行事◆
7月1~5日 吉符入(各山鉾町)
7月2日 10:00~ くじ取式(市役所)
7月10日 16:30~ お迎提灯(祇園石段下~京都市役所)
7月10日 20:00~20:30 神輿洗式(四条大橋)
7月10~14日 鉾建・山建(各山鉾町)
7月12~14日 鉾曳初め・山舁初め(各山鉾町)
7月13日 11:00~ 長刀鉾稚児社参(八坂神社)
7月14~16日 宵山(各山鉾町)
7月14~16日 屏風祭(各山鉾町)
7月17日 9:00~ 山鉾巡行(前祭)(四条烏丸~四条河原町~河原町御池~新町御池)
7月17日 18:00~ 神幸祭・神輿渡御(八坂神社~四条御旅所)
7月24日 9:30~ 山鉾巡行(烏丸御池~河原町御池〜四条河原町~四条烏丸)
7月24日 10:00~ 花傘巡行(石段下~市役所~八坂神社)
7月24日 18:00~23:00頃 還幸祭(四条御旅所~八坂神社)
7月31日 10:00~ 疫神社夏越祭(八坂神社)

◆混雑しない時間帯◆
宵山期間は混雑するため、町会所飾りや屏風祭をじっくり見るなら午前中に。

【場所】八坂神社・京都市内各所
【アクセス】各山鉾町:地下鉄烏丸線四条駅から、八坂神社:市バス停祇園から徒歩すぐ
【TEL】八坂神社:075-561-6155、京都市観光協会(山鉾巡行・山鉾町の催しへの問い合わせ):075-752-7070
【料金】見学無料
【HP】http://www.kyokanko.or.jp/gion/

 

2018年7月1日~8月15日 貴船神社 七夕笹飾りライトアップ

 

市内中心部より気温が低く、川のせせらぎが心地よい貴船。期間中、貴船神社の本宮周辺には笹飾りが置かれ、社殿とともにライトアップされる。笹飾りには、参拝者も短冊を飾れるので、願い事をたくして結びつけては。また、28日(土)18時頃には奉納ライブが開催されるのでお見逃しなく。
※この数日間の記録的な大雨の影響を受けたため、現在ライトアップ中止しています。7月9日(月)より再開予定。※バスの運行状況をご確認ください

◆見どころ◆
社殿や笹飾りのほかに、境内各所をライトアップ。本宮表参道の青もみじも必見。

【場所】貴船神社
【住所】京都市左京区鞍馬貴船町180
【時間】夕暮れ~20時まで(最終受付は19:50)(土日祝は21時まで)
【アクセス】叡山電鉄貴船口駅から徒歩30分
【TEL】075-741-2016
【料金】見学無料、短冊100円
【HP】http://www.kifunejinja.jp/tanabata2016/index.html

 

2018年7月13日 三室戸寺 ハス酒を楽しむ会

 

四季折々の花が咲き、花の寺として知られる三室戸寺。6月下旬から8月上旬にかけて、珍種の大洒錦(たいせいきん)から大賀ハス、古代ハスなどまでが咲き誇る蓮園が公開される。当日は先着300名に限り、ハスの葉に注がれた酒を茎から飲むハス酒が振舞われる。これを飲めば、健康・長寿のご利益があるというので、足を運んでみよう。

◆見どころ◆
百種のハスは見事で、7月上旬~中旬の盛期は、さながら極楽浄土にいるような雰囲気を楽しめる。

◆混雑しない時間帯◆
9:00~10:00

【場所】三室戸寺
【住所】宇治市菟道滋賀谷21
【時間】9:00~12:00
【アクセス】京阪三室戸駅から徒歩15分
【TEL】0774-21-2067
【料金】500円(先着300名)
【HP】http://www.mimurotoji.com/

 

2018年7月7日~7月29日 法金剛院 観蓮会

 

関西花の寺に数えられる法金剛院は、特に夏のハスが見事で「ハスの寺」として知られる。大賀ハスや即非蓮(そくひれん)、王子ハスなど、池泉回遊式庭園一帯を彩るハスは約90種と見応えあり。午後には花びらを閉じてしまうハスを一番美しく見られるように、見ごろの期間は開門時間が早められている。

【場所】法金剛院
【住所】京都市右京区花園扇野町49
【時間】7:00~15:30最終受付(見頃は午前中)
【アクセス】JR花園駅から徒歩5分
【TEL】075-461-9428
【料金】大人500円、高校生以下300円
【HP】http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000209

 

2018年7月20日~29日 下鴨神社 御手洗祭(みたらしまつり)

 

深緑が生い茂り、小川がさらさらと流れる涼やかな下鴨神社。御手洗祭は、境内の北側にある御手洗社前の御手洗池で無病息災を祈願するもの。参拝者は池に入り、ローソクに火をつけて神前に供えた後、ご神水をいただいて祈る。

◆見どころ◆
日没後、宵闇の中ろうそくの灯りがゆらめき幻想的。

◆混雑しない時間帯◆
午前中

【時間】20日(金)5:30~21:00 21日(土)〜29日(日) 9:00〜21:00  
【場所】下鴨神社
【住所】京都市左京区下鴨泉川町59
【アクセス】市バス停下鴨神社前から徒歩5分
【TEL】075-781-0010
【料金】御灯明料300円
【HP】http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

 

2018年7月15日~8月31日 高台寺 百鬼夜行展

 

毎夏、高台寺で開催される百鬼夜行展では、所蔵の絵巻物や掛け軸が書院に展示される。見逃せないのはなんといっても丸山応挙の「幽霊画」で、すうっと足が消えゆく姿に何とも言えない寒気を感じるはず。ほかにも、江戸時代の「百鬼夜行絵巻」や、仏具などを妖怪に見立てた現代の「東山百鬼夜行絵巻」も!

◆見どころ◆
境内に飾られるおばけ提灯。

【場所】高台寺
【住所】京都市東山区高台寺下河原町526
【時間】9:00~18:00受付終了、8月1日~18日は21:30受付終了
【アクセス】市バス停東山安井から徒歩5分
【TEL】075-561-9966
【料金】大人600円、中高生250円
【HP】http://www.kodaiji.com/index.html

 

2018年7月7日~9月30日 第43回京の夏の旅 文化財特別公開

 

「明治150年」「京のお屋敷」「京のもう一つの花街・島原」などをテーマとし、普段は見学できない文化財が期間限定で特別公開される。

◆公開場所◆

・角屋 (すみや)~近世の饗宴の場 重要文化財の揚屋建築~7/19~9/14の公開(1階のみ)

旧花街・島原開設当初から残る角屋(重文)は、江戸時代の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構。江戸期の文化サロンで饗宴のための施設であることから、細部にまで意匠を凝らした見事な建築が残されています。また、当時は新選組が通ったと伝わり、刀傷も残っています。「松の間」「網代の間」などの1階部分が公開されるほか、西郷隆盛が行水に使用した盥(たらい)や新選組掛売禁止の古文書などが展示されます。(2階座敷と美術館はご覧いただけません。)
※3/15~7/18及び9/15~12/15は角屋もてなしの文化美術館として通常公開(月曜休館、祝日の場合は翌日休館、料金は異なる)

・輪違屋 (わちがいや)~新選組ゆかりの島原で創業以来営業を続ける唯一の置屋~

 旧花街・島原で元禄年間(1688~1704)の創業以来営業を続ける唯一の置屋。かつては芸妓等も在籍していましたが、現在は太夫のみとなっている。襖に太夫道中傘(どうちゅうがさ)を貼りこんだ「傘の間」や壁に本物の紅葉を塗りこんでかたどった「紅葉の間」など斬新な意匠の座敷が残っているほか、新選組の近藤勇の屏風などがみどころ!
※7/8(日)10:00~12:00 見学休止 ※見学受付は15:30まで

・長楽館「御成の間」~明治期を代表する和洋折衷の住宅建築~8/8~9/30のみ公開

長楽館は、「明治のたばこ王」と称された実業家・村井吉兵衛が明治42年(1909)に建築した別邸で、各部屋それぞれにヨーロッパの建築様式が採用されているのが特徴。また、特別公開の「御成の間」は、最上階に位置し、バカラ社製のシャンデリアや折上格天井、金箔の襖絵などを有する東洋と西洋の文化が融合した特別な空間。
※8/18・19・28、9/2・5・8・10・11・15・16・19・22・28及び9/29(10:00~14:00)は見学休止

・大雲院 祇園閣~エキゾチックな昭和の名建築 閣上からの絶景~

 天正15年(1587)、織田信長・信忠父子の菩提を弔うために創建された寺院。大倉財閥創始者・大倉喜八郎(きはちろう)の別邸の一部であった祇園閣は、建築家・伊東忠太の設計による昭和初期の名建築として知られている。高さ36mの三階建て、祇園祭の鉾をモチーフにした外観で、鬼(魔物)を装飾した照明など独特の意匠が施されている。閣上からは360度周囲の眺望を楽しむことができる。
※9/26(水)は拝観休止

・上賀茂神社(賀茂別雷神社)本殿・権殿 ~国宝本殿と権殿 御神宝特別公開~

 世界文化遺産・上賀茂神社は、正しくは「賀茂別雷神社」といい、飛鳥時代に社殿を造営したという京都最古の社の一つ。広大な境内に建ち並ぶ檜皮葺(ひわだぶ)きの典雅な社殿のうち、「本殿」と常設の仮殿「権殿」が国宝、その他の41棟が重要文化財で、21年に一度の「式年遷宮」によって古式の通り忠実に修復され続けてきた。本殿(国宝)と権殿(国宝)を神職の案内で特別参拝でき、貴重な御神宝も特別公開される。

・下鴨神社 (賀茂御祖神社) 本殿・大炊殿~太古の森に包まれた 国宝本殿と神様の台所~

 世界文化遺産・下鴨神社は、正式名称を「賀茂御祖神社」といい、京都最古の社の一つ。紀元前と同じ原生林の植生を残す124,000㎡の「糺の森」の中に、国宝2棟、重要文化財53棟を含む社殿群が残されている。東西2棟の美しい「流造(ながれづくり)」の本殿(国宝)を特別参拝所から間近で拝観できる。また、期間中は、社家邸宅跡の鴨社資料館「秀穂舎」にて「明治維新150年」をテーマにした特別展も拝観できる。
※秀穂舎は16:00閉館(15:30受付終了)
※8/1(水)、9/1(土)の10:00~11:00は本殿拝観不可(11時までにお越しの場合は大炊殿を先にご拝観いただきます。)

・旧邸御室 (きゅうていおむろ)~広大な敷地に見る昭和初期の郊外邸宅建築~

 昭和12年、双ヶ岡の北側に位置する約500坪の敷地に建てられた昭和初期を代表する和風邸宅として、平成28年秋に国の登録有形文化財に指定された。主屋の南側には、双ヶ岡の斜面をうまく取り入れた日本庭園が広がり、茶室「双庵」からは、御室の山を眺望するといった趣向が凝らされている。

※8/14(火)~16(木)は見学休止※11:00~の公開

・旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉~緑に包まれた豪商の別邸 近代の名建築~8/9~28のみ公開(8/15・22は休館)

下鴨神社の南に位置する豪商・旧三井家の別邸(重文)は、大正14年に三井家の木屋町別邸にあった明治期の主屋を移築し、玄関棟などを増築して完成。格調高い「玄関棟」に続く「主屋」は、南に広がる庭園と一体となった開放的な造りで、庭園には灯籠や巨石などが配され、泉川から水を引いた瓢箪型の池が作られている。今夏は、通常公開されている主屋一階と庭園に加えて、主屋二階の座敷を特別公開。二階からの庭園の眺めを楽しめる。

※特別公開期間外は通常公開、水曜休館
※7/20~29は夜間開館を行います。

【時間】
10:00~16:30(16:00受付終了)
※輪違屋は10:00~16:00(15:30受付終了)
※旧邸御室は11:00~16:30(16:00受付終了)
※旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉は、9:00~17:00(16:30受付終了)
【TEL】075-213-1717(京都市観光協会)
【料金】■角屋/輪違屋/長楽館「御成の間」/大雲院 祇園閣/上賀茂神社 本殿・権殿/下鴨神社 本殿・大炊殿/旧邸御室
大人 600円/小学生 300円
■旧三井家下鴨別邸(通常公開部分の料金含む)
大人 600円/中高生 400円/小学生 300円
【HP】https://kyokanko.or.jp/natsu2018/

 

 

2018年6月25日~7月10日 天得院(東福寺塔頭) 桔梗を愛でる特別拝観

 

キキョウの咲く初夏と秋にのみ公開される寺院で、紫や白色のキキョウが枯山水の庭園を彩る。日没後はライトアップされ、昼間とは違った表情の庭を見ることができるため魅力的。また、精進料理の老舗・矢尾治による二汁五菜の桔梗膳(要予約)や特別寺宝展もあわせて楽しんでみては。

◆見どころ◆
華頭窓から庭園を見るのがおすすめ。

◆混雑しない時間帯◆
午後~夕方、19:00以降

【時間】10:00~20:00最終受付、食事時間11:00~14:00
【場所】天得院(東福寺塔頭)
【住所】京都市東山区本町15-802
【アクセス】JR・京阪東福寺駅から徒歩7分
【TEL】075-561-5239
【料金】大人500円、中高生300円、小学生以下無料、桔梗膳3000円(要予約)
【HP】】http://www.tentokuin.jp/tera/

 

2018年7月1日~9月16日 嵐山の鵜飼

 

かがり火が照らす闇夜の中、巧みな手綱さばきで鵜を操って鮎を捕獲する伝統漁法・鵜飼。嵐山の夏の風物詩であるこの行事を間近で見るなら船中からがおすすめ。乗合船は予約なしで乗船でき、約1時間の見物になるのでお気軽にどうぞ。

◆見どころ◆
見物船と鵜飼船の間が狭く、間近で見ることができる。

◆混雑しない時間帯◆
20時発のほうが比較的空いている。

【出船時間】乗合船:19:00、20:00(9月1日~は18:30、19:30に出船)
8月16日運休※大雨・増水・強風の場合欠航
【場所】嵐山・大堰川
【アクセス】嵐電嵐山駅・阪急嵐山駅から徒歩10分
【TEL】075-861-0302(嵐山通船)
【料金】
合船(※予約不可)
【実施期間】 7月1日~9月23日
(8月16日は貸切船のみの運航の為、乗合船の出船はございません)
【出船時間】 7/1~8/31 19:00と20:00の2回 9/1~9/23 18:30と19:30の2回
【チケット料金】 大人 1,800円 子供(4歳~12歳) 900円
【販売時間】 19:00(18:30) の部は18:00~ 20:00(19:30)の部は19:00(18:30) の部出船後~
【販売場所】 北乗り場 または 南乗り場 ご希望の乗り場へお越しくださいませ
*浴衣着用の方に限りオリジナルあぶらとり紙を進呈します。
宮廷鵜飼船(※当日9時よりのみ予約受付)
源氏物語千年紀記念『平安王朝 復元宮廷鵜飼』
【乗船時間】 乗船時間1時間以内・食事持込み不可
【出船時間】 7/1~8/31 20:00 9/1~9/23 19:30
(8月16日は貸切船のみの運航の為、宮廷鵜飼船の出船はございません)
【料金】 大人 2,100円 子供(4歳~12歳) 1,050円
乗船人数に限りがございますので事前にお問い合わせ下さい。
協力:京都市観光協会・嵐山保勝会
貸切船(予約制)
【乗船時間】 乗船時間二時間以内・食事持込み可
10人乗り 40,000円
16人乗り 52,000円
20人乗り 70,000円
食事付き鵜飼見物船 10名様以上貸切(予約制※5日前までにお願い致します)
料理+船セット
飲物別途(持込みOK)
【期間】 7月1日~9月23日(8月16日は除く)
【時間】 7/1~8/31 19:00~21:00 9/1~9/23 18:30~20:30
【料金】 7,000円
【料理】※平成27年3月11日からのメニューです。表示価格は1名様分の税込価格です。ご注文は10名様以上より承ります。

【HP】http://arashiyama-yakatabune.com/%E5%B5%90%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%B5%9C%E9%A3%BC/